東京・白金ベビーメーカー プロデュースブランド 「BabyGoose」
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Chiba's Room
† Conversation † ~対談~ |
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株式会社 キンダーネットワーク代表取締役 株式会社 グースカンパニー
NPO法人日本子育てアドバイザー協会 代表取締役
コンセプチュアルディレクター
No.7 小谷野 公代さん × 千葉 宏一
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-Profile
株式会社キンダーネットワーク代表取締役
NPO法人日本子育てアドバイザー協会
コンセプチュアルディレクター 小谷野 公代さん
1982年、㈱キンダーネットワーク創業。その後質の高いベビーシッターを作る「ベビーチュータープロ養成スクール」開校。さまざまな保育室、シッターサービスなどを立案し活動している。NPO法人日本子育てアドバイザー協会では、身近な子育て相談役「子育てアドバイザー養成講座」を東京・大阪で開講している。
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「お母さんにねぎらいの言葉を・・・」
2009.6
【女性の生き方をもっと応援したい】
6月の陽射しの強いある日。都内某有名ホテルの一室で、ベビーシッターの第一人者ともいうべき存在である、㈱キンダーネットワーク代表取締役、NPO法人日本子育てアドバイザー協会のコンセプチュアルディレクターとして活動をされている
小谷野公代さんと対談を行いました。ご自分の経験を基に会社を立ち上げられた当初は、ベビーシッターというサービスを受け入れられず、たくさんのバッシングを受けながらも「女性の生き方を応援したい」という想いで活動を続けられました。
そんな小谷野さんと、子育てについて熱くお話をさせていただきました。
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(千)ベビーシッターの需要は増えてきましたか?
(小)そうですね。働くお母さんが増えてきてますし、子供は少なくなっても、女性の考え方だとか自立志向が多くなっているんだと思います。
(千)始められたきっかけは何だったのですか?
(小)きっかけは外国で生活をして子育てをしてきた経験で、日本に帰ってきたときに「え~、こういう機能がないんだ」っていうところからですね。
女性として生きていく中で、「出産・子育て」は切り離しにくいことです。何よりも、女性の生き方をもっと応援したいと。
外向きでもいいし、趣味でもいいし、いろんなことの社会性を持っていただきたい、それにはベビーシッターが必要だなって思いました。
(千)小谷野さんが始められた頃のお父さんの子育てへの参加ってどういった形でしたか?
最近の日本のお父さんはすごく良く参加しているけど、ちょっといきすぎな気がするところもあるんですよね。
育児参加というのが、お父さんもオムツ替えしなくちゃいけないみたいな。お互いがそういうことするのが育児参加なんだって思っているところがあるように思います。
(小)うちの協会の小児科の先生も「お母さんが二人いる」っておっしゃってました。それが本当の育児支援じゃないんだってことを言いたいんだと思いますね。
(千)僕もそれを言いたい・・・(笑)。
父親と母親の意味って違っていいと思うんですよね。
(小)そういったところがね、違った形で拡大解釈されて伝わっているんです。東京都の福祉保険局が発行している「父親ハンドブック」というのがあるんです。本当に育児のノウハウが載っていて、オムツ替えのやり方までね。
とても面白いのでぜひご覧になってみてください。
でも、父親として一番大切なことって何だと思いますか?
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(千)えっ?なんでしょう?
(小)お父さんは帰ってきたときに、まずお母さんを労って。
奥さんに「ありがとう」っていうような意味の言葉をかけてあげることです。「今日はどうだった?大変だったでしょ?」という感じにですね。その次に子供に「今日は楽しかった?」という風に会話をしていってほしいんです。
お風呂に入れるのはお父さんで・・というように決まっている家庭はあると思いますが、まずお母さんのことを気にしてほしいのです。奥さんありきでいてほしいのです。
(千)なるほど。本当に大切なことですね。
(小)日本の夫婦って、なかなか一緒にディナーなんて行かないんですよね、子供がいたりすると。
預けて行くっていうことが罪悪だと思っているんです。
それは、昔の人たちの「子育ては親がするべき、預けるなんてもってのほか」という考えが伝わっているんですね。
でも、本当にいい子育てって夫婦の単位でHappyでなければ絶対にいい子育てって出来ないと思うのです。
夫婦のディナータイムだったり、コンサートだったり、そういう機会を作っていけたらいいと思います。
(千)海外なんかは、そういうのが当たり前にありますよね。
(小)月に1回は出かけるみたいな感覚ですからね(笑)。
お金のかかる事をたくさんするのは大変ですが、言葉をかけていくことは出来るはずです。
昔のお母さんは褒められてこなかったから、今のお母さんたちのことも褒めてあげられないし、労えないんですね。
(千)そうですね。男の人も照れる人も多いと思いますけど、ぜひ実践していくべきことなのかもしれないですね。
(小)千葉さんはどのような子育てをされてますか?
(千)僕はオムツ替えとかそういったことでなく、たくさん遊びに連れて行ったり、そういったことが多かったですね。
ただ、子供にひとつだけ固執して怒るのが、子供って母親の悪口みたいなのを言うときってあるじゃないですか。冗談で言ってることでも度を越しそうなときもある。
その辺りは、すごく怒ってきたから今は全然ないですね。なんていうのかな、小さい頃にそういうことしておくと、へんな言い方ですけど、後になってすごくラクなんだと思います。
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(小)ふふふ(笑)。そうかもしれないですね。
(千)最近はそういった教育方針も細かく指示される親御さんも多いと聞きますが、依頼の中でもありますか?
(小)アメリカでは、親がやるべきこと、シッターに頼むことの境界線がはっきりして、親の領分っていうのをしっかり守っていますね。
だから、夜遅くの依頼の場合は、食事やお風呂すべて済ませてベッドに入れた状態でシッターが行きます。
シッターの役目は、危なくないように見ておくことなんですね。
(千)頼む側も、頼まれる側もきちんと理解しているんですね。
例えば、話せるくらいの子供がシッターさんにワガママを言った場合の対処方法とかあるんですか?
(小)ありますね。幼稚園のお迎えの帰りにガチャガチャのゲームをやりたがったりするんですね。
シッターさんを嫌いにならせず、納得させるように話をするようにしていますね。
(千)そういう返答の仕方などの勉強会とかがあるんですか?
(小)はい、もちろん。エピソードをきちんとイメージしないと、いざその状況で対応できないですからね。
こういう場合は、こう対応する・・など、いろいろやります。
(千)それは大変そうですね。
(小)大変ですよ(笑)。ご家庭によっての教育方針もありますし、その方針をきちんと聞いて、もちろん会社としての方針も伝えて納得いく形で進めています。
(千)年配のシッターさんなら、逆に教えてあげることも多いんじゃないですか?
(小)保育士の資格のある方なんかは、今のお母さん達とのギャップがあってびっくりするみたいです。
経験豊富な人も多いし、教えたくなっちゃう人もいるんですけど、それはしないようにしています。
私達は先生とかではありませんし、それぞれのご家庭の方針を尊重します。でも、お母さん達から聞いてくださったりすれば親身に相談にのらせていただいております。
(千)なるほど、時代によって子育ての形は変わるかもしれませんが、親が子を思う気持ちは同じですね。
益々のご活躍を期待しております。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
(小)こちらこそありがとうございます。
これかも素敵な商品を作ってください。
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「子育て」とひとことで言っても、ご家庭によって育児方針はさまざまです。
育児書通りに進まないことも多いのが当たり前と思い、何よりも夫婦の絆、コミュニケーションを大切にしていくことが
大切なことなのかもしれないですね。
そのことで、自然に育児も楽しくなる・・・。
子育て中のお父さん!
ぜひとも、恥ずかしがらずに、奥さんへ感謝の気持ちを伝えてみましょう。
その優しい一言で、奥さんはまた前向きな気持ちで育児に臨めることでしょう。
「ありがとう」の大切な言葉を伝えていきましょう。
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◆株式会社キンダーネットワーク ⇒ 公式サイト
◆「NPO法人日本子育てアドバイザー協会」が運営する子育てサイト ⇒ 公式サイト「子育てネット」
◆記事でご紹介した「父親ハンドブック」はこちらから
⇒東京都保健福祉局 公式サイト
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