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† Conversation † ~対談~
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株式会社 SORA 株式会社 グースカンパニー
代表取締役 代表取締役
No.12 角本 紗織さん × 千葉 宏一
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-Ｐｒｏｆｉｌｅ |
「人との共通言語を見つける・・・」
2009.9
【SP(SubPersonality)トランプ】
今回のお相手は、社内研修でお世話になった㈱SORAの代表取締役である角本紗織さん。
まず、お会いしてすぐに角本さんはバッグからカード数枚を取り出し、プチマジックを披露してくださいました。研修のときには講師という形でご来社いただいたので、あまりゆっくりとお話もできなかったのですが、このマジックのおかげですっかり二人は緊張が解けて、笑いの耐えない対談がスタートしました。
角本さんの人を惹きつけるコミュニケーション力にただただ感動しておりました。
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（千）いや～悔しくてしょうがない！(笑)
(角)だいたい、トランプをやるとその方の性格も分かります。
すぐにタネを知りたがる人、お金で解決しようとする人、自分で解明したくなる人と、いろいろいらっしゃいます。
そういうのも見ながらやっていくと面白いです(笑)。
(千)角本さんて毎日楽しくてしょうがないですよね？
人をいろいろ分析したりって普段からされますか？
(角)そんなことないんです。基本的に普段はニュートラルなので、そういったことを考えながら接しているとしんどいので、
何かかみ合わないなぁとか、ちょっと要注意みたいな場合に対策を練ったりしますね。
(千)いいですよね、対策が練れるっていうのは。
でも本当にあのSPトランプっていうのは素晴らしいですね。面白くて、うちの会社も役立たせてもらっています。
SPトランプはお母様が作られたんですよね？どういったお母様だったんですか？
(角)本当に、私は母から「あなたは何でも出来るのよ」って育てられて、ずいぶん器以上におだて上げられてました(笑)。
それで、外でけっこう頭をぶつけていくことになったんですけど、小さいときはそう言われて育ちましたね(笑)。
(千)一人っ子ですか？
(角)はい。一人っ子なので人見知りしたりするのは良くないからって幼稚園くらいから友達もいない体操教室のキャンプとかに投げ込まれたり、親戚が遠方なんですが夏休みになると一人で飛行機や新幹線に乗せられて、夏休み中を兄弟の多い親戚の家で過ごすこともありましたね。
(千)お母様はその頃から心理学を？
(角)そうです。元々が親業っていうアメリカの子育てのための親の勉強でのインストラクターがスタートでした。
元々は企業研修よりも、親教育のほうが最初でした。
(千)では、自然にお母様がやっていた仕事をするように？
(角)いえ。最初はそんな気はまったく無く、普通に就職をしてという感じでしたが、あるキッカケがあって会社を作ることになったんです。でもよく考えたら、私は会社経験が2年しかないし、これといったスキルも無いので出来ることがほとんど無かったんです。
慌てて会社を作った後に「何をしようかな？」っていうことになって、「あっ、身近にあった！」というような(笑)。
母としたら、気ままにやっていたところに急にそんな話になってしまったので、今でも青天の霹靂だって言われます。
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(千)そういうのはトランプでは何色のカードになるの？
(角)思いっきり赤のハートです。その時は、選んだカードが全てハートだったので、計画性なく夢だけで、思いつきで・・(笑)。
(千)あのトランプは本当に面白いですよね。
(角)世の中に心理検査ツールってたくさんありますが、分かりやすくて覚えやすくて、何かこう弱い部分とも向き合いやすいっていうか、ちょっとラクになるっていうんですかね。
そういう所が我が母ながら、素晴らしいものを作ったなぁと思います。
(千)うちの会社では、スタッフみんな毎週研修してます。
(角)本当ですか？！
でも、自分を常に振り返ったり、メンテナンスしたりというのはエステと一緒で心のケアじゃないんですが、ぜひやったいただきたいと思っています。
(千)あのトランプに出ている言葉で全部まとめることって不可能なんだけど、何かに置き換えて言い直すしかないし、この中で選ぶっていうところもすごく良いと思います。
うちの会社では、基本的に表に出してくるハートを持っている人が多いから、出さないように出来る人が欲しいよね。
本当に気をつけないと、ハートの人間同士のミーティングだとどっぷり浸かりすぎちゃうことがある。
(角)それも強みなんですけど、あまり強く出すぎてしまうと逆のタイプの人がしんどかったり、どこかが抜け落ちてしまう場合もあるので、良さは保っていただきつつ、無い部分は何らかの形で(タイプの違う人なのか自分達で気をつけるのか)補っていくとより長所が活きると思います。
(千)うちの子供にもやらせてみたんですが、こっちが想像するままの結果でしたね(笑)。でも思った通りの反応でいいのかなっていう部分では考えちゃうけどね。
(角)いいんじゃないですかね。すくすく育たれているっていう事だと思います。
これは元々、子育て中の親御さん向けに使っていたので、使われている親御さんをずっと見てきた中で、実際に不登校だった子が学校に行けるようになったという話もあります。
子供も実はいい子を演じていて、実際はすごく寂しい思いをしていたことが分かったり、言葉では言いづらいことでもカードを使うことで分かったりすることもあります。
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(千)人それぞれの感情とかがあるので、難しいですよね。
(角)トランプと言っても、あくまでもツールでしかないんです。
それをどう使うかっていうのは人次第なんです。何も無いよりは、あったほうが便利でいいなってくらいに思ってもらえたらいいですね。
(千)この間、研修していただいた様な研修は何度も回数を重ねる事も多いんですか？
(角)多いですね。テーマを変えたりフォローでカウンセリングを入れたりすることもあります。特に気になる人がいたら、その方だけをカウンセリングさせていただいたり。
(千)そういう時って相手を見るのに詮索するんですよね？
(角)詮索とまではいかないですが、アプローチの仕方を考えたりはしますね。同じ事を伝えたいとしても、人によって入りやすさは違うじゃないですか。
結論からズバッと言われたい人もいれば、やんわりと話して進めたほうがいい人もいますし、環境によっても違ってきますね。
(千)そういうタイプはすぐに察知できるの？それは経験で？
(角)そうですね。言葉や行動の端々に出ますので。
(千)コントロールしちゃうってことですね。
(角)コントロールっていうと言い方悪いのですが、相手のそういう所を見つけていけると、すごく付き合いやすくなりますね。
例えば、好きな人や家族だとその人のことを知りたいと思いますよね。それと同じで、そこにトランプのエッセンスが加わっているだけなんです。
(千)今は角本さんに教えていただいたトランプがあって、本当にクラブ的な考え方に対して、前はそれを理解する事が出来なかったんだけど、とにかく今はそういう考え方をする人が必要だなってすごく思います。
だから、うちの会社は次に面接するときには、絶対にこのトランプをやってもらおうと決めています(笑)。
ただ、偶然にもやった事がある人が来たら、けっこう詮索されちゃうのかもな。
(角)でも、嘘をつきにくいというか、いい形がどれっていうのは無いじゃないですか。会社の方達がどんなタイプの人なのかも分からないわけですし、タイプはあまりズレないですよね。
ただ同じハートでも「面倒くさがり屋」よりは「チャレンジャー」を選んだりすることはあり得ますね。欠点的な要素よりは長所的なものを選ぶような形など。おそらくタイプまで偽る人は少ないと思いますが・・・。
(千)本当に面白い研修で、これをキッカケにして会社のコミュニケーション力をあげて行きたいと思います。
(角)ありがとうございます。
ぜひご活用いただければと思います！
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SPトランプは、ツールの一つ。
うまく活用することによって、より相手の事を理解でき、人との付き合いをもっと楽しいものに出来る。
そして、何よりも自分を知る事ができる。
自分の弱い部分を受け入れて、得意な部分を伸ばす。
まさに、長所伸展法。
それぞれの人が始めたら、この人間社会はより豊かなものになるでしょう。
BabyGooseでは、そういった人間力についても、スタッフ全員が向き合って勉強していきます。
何よりも、お客様の笑顔の為に私達はいるのですから・・・。
◆株式会社SORA 公式ホームページ
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