小僧com株式会社代表取締役会長
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株式会社グースカンパニー
代表取締役 |
平松 庚三さん |
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-Profile
1946年生まれ。
アメリカン大学(Washington,D.C.)コミュニケーション学科卒業。
ソニー株式会社入社。
ソニーで13年間勤務した後、アメリカンエキスプレス副社長、
IDGコミュニケーションズ社長、AOLジャパン社長などを歴任。
2000年にIntuitジャパンのCEOに就任。
2002年にMBOにて米国親会社から独立、
社名を弥生株式会社に変更同社の代表取締役社長に就任。
2004年全株式を売却してライブドアグループ入り。
2006年1月(株)ライブドア社長就任。
2007年4月社名をライブドアホールディングスに変更、
代表取締役社長就任。
2008年1月に人生の後半戦を楽しむ
「人生のエンターテインメントパートナー」
として
アクティブなシニアを応援する小僧com株式会社代表取締役会長 に就任 |
「いつまでも好奇心を忘れない」
2010年4月
【50,60はハナタレ小僧】
平松庚三氏と聞いて知らない方は少ないのではないでしょうか。 数々の大企業の副社長、社長を経験し、ライブドアを立て直した凄腕経営者である。
その反面趣味のハーレーをいくつになっても楽しみ、バージンギャラクティック社から初の宇宙旅行の応募が始まると
誰よりも早く券を買ったことでも有名である。
代表・千葉と平松氏は一度会ったことがある。 まだグースカンパニーが白金ではなく目黒に事務所兼お店を構えていた頃一度来店していただいた。 話し始めると、実家がとても近いことも判明。
そして対談を行った日は宇宙飛行士野口さんと山崎さんが宇宙ステーションで会う日でもあった。
やはり人と人の出会いには何かしら偶然と言う名の運命があるのではないか・・・
(千葉) お久しぶりですね!
もう20年ぶりですかね!BabyGooseのお店が目黒にあった頃に一度来ていただきましたね。
(平松) そうですね!久しぶりですね!
白金幼稚園の前あたりでしたよね。うちの子がまだ赤ちゃんで本当に小さい頃でしたから、大昔ですね。
(千葉) うちはあれから通信販売やインターネット販売と、やり方を変えながらベビーメーカーのBabyGooseをやってきて
今は白金台に会社とお店があるんですよ。
平松さんは3人お子さんがいましたよね。あの頃からもう20年経ってますから、もう大きくなられたんですね。
アメリカへ・・・世界を知って豊かな人間に育て欲しい・・・
(千葉) お子さんが小さい時、子育てについて何か心に決めていた事ってありました?
(平松) 特にこれっていうのは考えなかったですが、アメリカに行かせようとは思っていました。
僕がワシントンの大学で妻がハワイ大学に行っていたので、世界を経験して成長して欲しいと考えていましたね。
アメリカに行くことで、知らない土地で知らない人に親切にしてもらい、
沢山の人に支えてもらう事で、人のありがたみを覚えたのだと思います。
みんなたくましくなってきましたね、そして優しくもなりましたよ。
プロセスではなく回答だけをさきに覚えてしまうと、他人に対する優しさがなくなっていますね
(平松) 千葉さんはもうベビーのお店を30年やられて、最初のお客さんが30歳になられているんでしょう。
ずっと見てきたわけじゃないけど、子ども、親、変わってきているんじゃないですか?
(千葉) そういう風に思うようになったのは、最近ですね。
正直な話、子育てが大好きで「子どもは目に入れても痛くないって」とかっていう風には思ってないんです。
ただ、子どもに4人も恵まれたので、4人子供同士で会話しながら問題を解決していく姿をみていて、
子どもって面白いなって思いました。
沢山の方とこういった対談でお話させて頂く中で気づいたのですが、当たり前ですが
子どもは親を見て成長するんですよね。
良くも悪くも影響されている。それは理屈じゃなくて態度とか考え方をみているんですよ。
僕も個性はとても大事だと思っていました。
30年前から続いている商品なのですが、子どもの名前をアップリケで刺しゅうする、
ひとつひとつオーダーメイドのギフトがあるんです。
最初は制作に時間がかかるのもあって、あまり浸透しなかったんですがね。
でも嬉しい事に今ではBabyGooseの看板商品になっています。
赤ちゃんはまだ個性って何かわからないですが、名前って同じ“太郎”でも
お父さんお母さんが一生懸命かんがえた名前は最初の固有名詞ですよね。
その固有名詞をもっと大切にしようよって訴えたくて今もずっと続けています。
30年続けてとても嬉しかったのが最初にうちのギフトを買ってくれたお客様が
お孫さん様に同じものを買ってくれるたんですよ。
それはとても嬉しかったですね。
一人ひとりの主張と個性を大事に
(平松) それは嬉しいですね。
でも個性は大切ですよ。 どうしても日本人はみんなと同じ事を好みがちですからね。
大学の講義でも最近は一切質問が帰ってこないんですよ。
たまに質問だらけの大学があると、たいていは韓国や中国の留学生だったり。
もっと個性を主張して行って欲しいですね。
(千葉) 僕はどっちかっていうとみんなと違う事をして目立ちたいと思っていますからね。
昔、趣味でサッカーを教えていたんです。
その時に目立ちたくて髪の毛を茶色くしたりする子がよくいます。
個性があっていいとおもうのですが、目立つ事をすると当たり前だけど、目立つ。
だから人より目立ったなりのプレーをしないとかえって損しちゃうって事をよく伝えます。
それが自分のなかの励みになるのだったら、とても良いと思いますね。
(平松)そのとおりですね。
社会全体が個性のある子どもを育てようという気持ちがないとダメなのですよね。
よく公園に野球の練習を見に行くと、監督は怒ってばっかりなんですよ。
アメリカだと逆で褒めてばっかりなんですよね。空振りしても「ナイストライ!」って。
(千葉)昔からサッカーではフォワードが好きなのです。
最後にちょっと触ると僕の点数になりますからね。
でも今の子はフォワード誰もやりたがらないんです。
ちょっと知識が付くとオフサイドになるのが恐いんですよ。
あとシュートが入らないときの観客の「あぁー!」って言う声を聞くのが嫌なのですって。
だから今はミッドフィルダー希望が多いですね。
(平松)責任を負いたくないんだね。
そういう子どもが多くなると日本は他の小さな国に負けてしまいますよね。
国を治めるのと会社の経営は一緒なのですよ。
会社にオーラがある人がいると、この会社はよくなるってわかるんです。
それは国に行っても同じ事で、その国の人にオーラがある。
そのオーラはやはり親から受け継いで、たくさんの人と会っていく中で出来上がっていくものです。
そして会社は社長がそういう人を集めて、切磋琢磨していくのと自然に会社のオーラがでてくるし、国も同じですね。
子どもにも食育を
(千葉) 平松さんは農業も始められたと聞きましたが?
(平松) そうなんですよ。農業問題っていうのはとっても重要だと考えています。
「一次産業である農業を大事にしない国は滅びる」というのが僕の持論でしてね。
それと、食糧問題は安全保障問題であるということをキチンとわかって欲しい。
それが大事だと思うんです。
今は群馬県で築180年の民家を手にいれて、自分で畑を始めました。
自分で始めてみると、どんどん今の食育に問題があることにきづきますよ。
農業の問題で、消費者にも子供にも【食育】が必要なんですよ。
スーパーなどで、まがったきゅうりは買わないじゃないですか。真っすぐに育てるのには沢山の薬を使うんですよ。
これからは子どもを含む消費者から食育っていうのを教育の一貫としていくのが大切ですよ。
人生の後半戦を楽しむ
(千葉) 今平松さんがやっている 『小僧SNS村』 というのはどういうものなんですか?
(平松) シニアと呼ばず、小僧とよんでいるのですがね。
僕は定年後を老後ではなく後半戦と捉えています。
サッカーだってどんなゲームも後半戦が一番楽しいじゃないですか。
だからその後半戦のゲームをいかに楽しく過ごせるようなゲームプラン、設計をたてる。
それはゲームに勝つ事ではなく、思いっきり楽しむように過ごせるような人を集めようっていうことではじめました。
小僧comの名前を決めたのは、愛媛県の瀬戸内海の青島で65歳以上の方が元気に毎日を過ごしているところでは
『30,40歳はヨチヨチ歩き、50、60歳はハナタレ小僧』
といっているのを聞いて、
「これはいい!」とひらめきました。
昔は平均寿命が50歳だったんですが、今は100歳迎えても区長さんから紅白饅頭もらえないんですよ。
(千葉) そうなのですか?
(平松) だって今はみんな100歳まで生きますから(笑)
年を取るって事は誰にも止められないですよね。
年をとるっていうのは何なのだろう、若さって?
考えた答えは、年を取るのを遅らせるのは好奇心だと思っています。
特にに『知的好奇心』があるという人は若い人だと思います。
今流行の草食系男子と呼ばれる若者は、車だったり宇宙旅行だったりといろんな事に興味がないんですよ。
何かに興味を持つっていうことは人間であるっていうことだと思います。
それは人間の特権ですよね。
まだ誰もなしえていない宇宙旅行 そこでの出会い
(千葉) 最後に一つどうしても聞きたかったのですが、平松さんは宇宙旅行に申し込まれているとか。
今日は野口さんと山崎さんが宇宙ステーションで会う日ですよね。(取材日は2010年4月7日)
宇宙旅行が身近になる時代、とても楽しみにしています。
(平松) 本当は去年だったんですけど、今は来年の予定ですね。 先月テストフライトが始まったばかりでね。
僕は全く新しい事に挑戦しそれに参加する事が面白いと思うのです。
年に何回か世界中のファウンダーの人たちと会合で会うのですが、
何よりそこに集まる人に会うのが何よりの楽しみなんですよね。
そういう場で出会う人との新たな交流がとても楽しく面白いんです。
(千葉) そうですね!人との出会いは本当に素敵ですよね。
僕も今日平松さんとまた、出会えてよかったです!
今日はお忙しい中本当にありがとうございました!
平松さんが現在代表の会社・小僧com
定年後は人生の後半戦と考える平松さん
30、40歳はヨチヨチ歩き
50、60歳はハナタレ小僧
そんな思いに共感した方達があつまる
ソーシャルネットワーキング
一人ひとりの温もりが感じられる故郷の村のような
コミュニティです。
詳しくはこちらから⇒ 小僧SNS村
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新規モバイル事業として
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2012年には宇宙旅行にいけるのでしょうか。
人類の未知の世界だった宇宙。
近い将来には海外に行くように宇宙へ行く時代が来るのでしょうか。
平松さんは毎日講演会に全国を駆け巡り、様々な新聞や雑誌でのインタビューに大忙し。
でもまったくそんな素振りを見せず、どんな事にも好奇心旺盛で毎日がとても楽しそうです。 |
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